しんぶん赤旗九州・沖縄面2006年8月30日(水曜日)

水曜随想

炎暑の下、沖縄統一地方選挙スタート

衆院議員 赤嶺政賢


 沖縄の夏の風物詩、「エイサー」のにぎわいが消え、沖縄はいま統一地方選挙一色だ。合併があいついだこともあり、選挙戦は従来の様相を一変させた。私も、毎日、県内各地を走り回っている。

 8月27日には、統一地方選挙のスターとなる合併で誕生した南城市の中村康範、松田兼弘両候補の出発式に臨んだ。「しんぶん赤旗」には「かりゆしウエアー」姿の私の写真が掲載されたが、沖縄では公式の服装として認められ、奨励されているものを出発式にあえて選んだ。28日には名護市で演説会が開かれたが、参加した穀田恵二国対委員長も「かりゆしウエアー」姿で登場、京都弁の語り口で聴衆を魅了したようだ。

 沖縄での真昼の街頭演説は、かりゆしウエアーよりは長袖のワイシャツにかぎる。容赦なく襲いかかる南国の太陽は、アスファルト道路がゆらゆら溶けだしているのではないかと錯覚するような暑さだからだ。それでも木陰に入ると、体を優しい涼風が包んでくれる。その一瞬があるから暑さにも耐えて頑張れる。  

 太陽が西に傾きはじめると、体のなかから活力が回復し、頭の回転も滑らかになる。太陽が西の海に完全に沈んだ瞬間から、演説はさらに勢いを増す。その時間帯が訴え時だ。
党の候補者は26人。全員当選すると議席占有率は4・08%から5・82%になる。

 党への期待も大きい。八重瀬町では、住民アンケートに高齢者をねらいうちにした負担増への怒りがびっしり書き込まれている。八重瀬町の神谷清一、玉城武光両町議が町長に「現行制度の範囲でも活用できる控除制度の周知徹底を」と申し入れたら、特集された赤旗日曜版に熱心に目をとおして、「実は私も隣の人から税金が高いという相談を受けて困っていた。こういう問題は共産党のほうが詳しいから、もっと教えてくれ」といわれたそうだ。党の真価ここにありだ。   

 南城市と八重瀬町は9月3日が投票日。そして10日には28市町村で投票が行われる。日本共産党の前進で、いま足踏みしている知事の候補者人選を打開し、県民がまちのぞむ「辺野古新基地建設に必要な埋め立て認可を拒否できる知事」誕生の端緒を開きたい。

→TOP