2006年10月18日(水)しんぶん赤旗九州・沖縄面
水曜随想
三輪候補へのエール
田村貴昭
生まれ育ったのは大阪。その私に北九州で骨を埋めようと決意させた人の言葉がある。
《北九州は労働者のまち。社会の矛盾に目をひらき、たたかうのは労働者。もしかしたら日本の夜明けはここからかも・・・おい、北九州はおもしろいぞ》――25年前、「どうして先生は神戸から北九州に来られたのですか」の私の問いに対する答えである。
北九州市立大学経済学部教授、三輪俊和さん。大学教授と地方公務員の職を辞して、来年2月の北九州市長選挙をたたかう。退路を断っての決意に、市民としてOBの一員として、敬意と感謝の気持ちでいっぱいだ。
活動で訪れる九州沖縄の各自治体は、どこも「行政改革」を掲げている。学校給食の民間委託、公立保育所の民間委譲、ゴミ袋の有料化・・・これら住民サービス打ち切りの本家本元は北九州市だ。
敬老祝金の打ち切りなんかは20年も前に強行した。「私の住んでいるところの市立図書館は、株式会社が運営しています」と言うと、「えーっ」と驚嘆の声かえってくる。
船の来ない港、テナントの入らないゴーストビルをつくった。浪費と借金増を繰り返し、「行革」の名で市民いじめ。餓死・孤独死を生む冷たい生活保護行政などは、全国の知るところとなった。悪い政治のお手本をこれ以上続けさせてたまるか。
選挙の母体となる「市民の会」は「笑顔の北九州をつくる会」へと発展してウィングを広げた。結成総会には1000人が集い、私も三輪先生の語録をモノマネで披露して勝利への奮闘を誓った。15日の事務所びらきには、新市政に期待を寄せる600人の市民で沿道が埋まった。
「競争教育をやめさせて子どもたちの笑顔をとりもどします。市発注事業の8割を地元に回し中小企業に活力を」――快活な三輪さんの訴えに思わずみんな笑顔になる。他の立候補予定者より出遅れたことについて、「100メートルを13秒台で走る足でがんばります」。なんとも頼もしい。
学生サポーターが「三輪先生、市長になったらまたドッジボールしましょう」とエールをおくった。100万市民の笑顔のために――スポーツマン市長の誕生に期待が集まる。
”きゅう九おき沖”豆知識F
泡盛の条件でまちがっているものは
(1)沖縄のみ製造可 (2) タイ米を使う (3) サトウキビを使う (4) 仕込みは1回だけ
答え→→(3)サトウキビを使う 詳しくはブログをご覧ください。 |
|→TOP|
|