しんぶん赤旗九州・沖縄面2006年12月6日(水曜日)

水曜随想

改悪阻止決意込め歩く

参院議員 仁比聡平


 麹町の参議院議員宿舎から国会まで十五分。随分冷たくなったビル風のなか、さまざまな思いをかみしめながら歩く。

 安倍政権最初の今国会の最大の焦点として教育基本法の改悪を強行しようとする自公与党の動きのなか、参議院は緊迫している。

 与党は、昨日(4日)になって二回目の地方公聴会を6日(水)に提案してきた。強硬姿勢あらわである。これを法案強行の段取りにしようというなら、絶対に許せない。

 衆議院での与党単独強行採決に、「現行法のどこが悪いというのか全く語られていない」「なぜ改正が必要だと言うのかいっこうに明らかにならない」との声にどう答えるのか。

 どうしたらいじめと自殺をなくせるのか。未履修問題が問われる本当の学力の保障と高校教育の役割は何なのか。国民みんなが胸を痛め真剣に考えている。だからこそ、この国民的議論を正面から受け止めて徹底審議を尽くすのが国会の、参議院の責任ではないか。――この私の本会議質問に野党からは拍手が、だが与党からは野次の怒号が飛んだ。

 憲法とともにその理想の実現のために生まれた教育基本法を自民党政治はゆがめ続けて
きた。

 この改悪は、こどもたちと学校に押し付けられてきた憲法違反、教育基本法違反の実態を「合法化」し、さらに強化・推進しようとするものだ。

 何としても今国会での成立を阻止し、廃案へ。この決意を込めて今日も国会へ向かう。

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