しんぶん赤旗九州・沖縄面2006年12月27日(水曜日)
水曜随想
年末に憲法を音読する
衆院議員 赤嶺政賢
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| 12月24日に沖縄こどもの国からの依頼で赤嶺議員がサンタに扮して子供たちにプレゼントをわたす。「こどもたちに平和な社会をつくるためにサンタもがんばる」とメッセージを送る |
安倍首相は「戦後レジームの転換」のフレーズをくりかえしている。中曽根内閣時代の「戦後政治の総決算」と同義語だろう。しかしその内容は薄っぺらだ。
ある新聞が、「乱れ始めた『安倍劇場』」というタイトルで自民党前副総裁山崎拓氏と自民党元幹事長加藤紘一氏の対談を掲載していた。
司会 「かつてはタカ派と見られた山崎さんも最近は左ですね。憲法改正、安全保障問題をめぐって自民党内をどう見ますか」
山崎 「戦争を知らない世代が台頭し、力を持ちたいと考える傾向が強い。軍事力を背景としない外交は迫力を欠き、実行力がない、北朝鮮が核実験したなら日本もという発想。軍事力を背景に国際社会で自分の主張を通そうというのは、非常に危険な思想」。
加藤 「党内では集団的自衛権の行使容認の方向が当然のような雰囲気ですが、仮に今、憲法改正や解釈変更で行使が容認されていたら、・・米国に『わが国の平和と安全に重大な影響がある事態だ。イラク進攻につきあってほしい』といわれ、おそらく陸上自衛隊に100人〜200人規模の犠牲が出ても撤退できず、英国のように苦しんでいたはず。そこを考える力を自民党が失い、やたらと近隣諸国に敵対して『北朝鮮が核をもったから日本も』では、この国はおかしくなる」。こんな調子の対談が続く。
この2人は防衛庁長官も確かつとめたはずだ。自民党の中身もこれでは未来はない。自民党政治のいきづまりというものだ。
「情勢が厳しいときにはみんなが真剣に考え打開策を考えている、だからあせるな。」という構えを先輩から教えられた。いまはそういう時期なんだろう。
年末に学生時代の寮仲間があつまった。教師が多いので、教育基本法が話題にのぼった。みんな「よりどころを失った」といっていたが、そのうち、「憲法守るために退職後も頑張りたい」という話になってもりあがった。「この年末は憲法全文をみんなが読もう。」「一人が三人に憲法を読もうとよびかけよう」という話しまでとびだし、誰も負けていない。ある先輩から「赤嶺君、出勤前に早朝配達まだ続いているよ。君の質問が載っている赤旗を配達する日は誇らしいヨ」といわれた。
穴があったら入りたい気持ちだったが、「今は日本共産党しかない。赤嶺、体に気をつけて頑張ってくれよ」とみんな本気でそういって激励してくれた。穴に入ってはいけない。胸張って頑張らなければと身の引き締まる思いがした。元気が倍加した望年会でした。今年の大晦日は憲法全文を声を出して読む決意です。
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