しんぶん赤旗九州・沖縄面2007年1月30日(水曜日)

水曜随想

小沢代表の欺まん

衆院議員 赤嶺政賢


 第166通常国会が1月25日に招集されました。会期は6月23日までの150日間です。

 開会初日の各紙には政府の教育再生会議の第一次報告と、「教育3法改正案 国会に」というみだしがおどっていました。改悪教育基本法の具体化をすすめる首相の強い決意表明とうけとりました。

 「改憲手続法」と「教育基本法の改悪」を自民党も公明党も今国会の重要法案と位置づけています。

 初日院内で開かれた護憲団体の集会で、日本山妙法寺の木津上人が「人々よ闇の深さをおそれるな。それはやがて夜が明ける事の前兆である」「異体同心」とよびかけて改憲手続法をはじめとする改憲攻撃をはねかえそうとよびかけていました。

 29日から各党の代表質問がはじまりました。初日に登壇したのは、民主党の小沢一郎代表、自民党の中川昭一政調会長、松本剛明政調会長です。本会議直前の党代議士会で配布された議事日程をみて、誰かが「事務所費3兄弟の登場か」というと、「いや事務所費はこの3人に限らないから事務所費御三家だ」とにぎやかな議論が起こります。

 特に小沢一郎代表は「不正や虚偽記載は一切ないことを国会で明確にしたい」との意気込みがつたえられていただけに私も特別の注目をしていました。

 ところがいざはじまってみたら、「領収書や関係書類を含めて公表する用意がある」とのべたうえで、安倍首相に「事務所費の詳細を公表することが最も分かりやすい解決策。そうしないとまともな論戦をはじめることはできない」と一緒に公開しようではないかと迫るだけです。

 巧みに論じたつもりかもしれませんが、「そこまでいうなら小沢代表のほうから率先してあきらかにすればいいではないか」と思いました。そのほうが自民党に公開を迫る迫力もまし、真相解明にも貢献するからです。

 領収書の添付を必要としない事務所費には「組織活動費」に計上すべき交際費まで計上しているケースもあるとされています。「自分は公開できる。自民党はできるか」と誇示してみても疑惑を説明したことにはなりません。ここはやっぱり「確かな野党」の出番です。

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