しんぶん赤旗九州・沖縄面2007年4月4日(水曜日)

水曜随想

闘うエネルギーもわいてきた

衆院議員 赤嶺政賢


  「米軍再編特措法」案の国会審議のあいまをぬって統一地方選挙の応援にとびまわっている。

 先週末は5日連続、鉄道と航空機を乗りついで超過密日程だった。とはいえ、移動していると得られることも多い。その一つが有明海の風景。最近は佐世保への原子力空母の準母港化に抗議する集会参加、有明海と諫早干拓事業の調査、長崎県議選挙応援で長崎本線を利用する機会が多かった。そのおかげで、有明海沿岸の独特の風景にだいぶなじんだ。

 有明海の干潟とそこを漁場とする人々の家並みが列車の窓からとびこんでくると、いつの間にかその風景にみとれている。そしてこの風景がいつまでも続いてほしいと願う。
「干潟は海の生物のゆりかご」と教えられたが、諫早干拓事業によって有明海に異変がもたらされ漁業被害が拡大した。宝の海をとりもどす闘いの先頭にたっている漁民や弁護団との交流もあったので、余計にその風景に愛着が生まれている。

 佐賀では出陣式のあと、3人連れの女性が選挙事務所に入党を申し込みにきた。その中の一人が山下市議に「私は入党して生きる自信と誇りをとりもどしました。きょうはこの人たちに入党してもらいます。」と話していた。年配の女性だったが、サラ金被害の問題を武藤明美さんや党の応援で解決したとのことで、改めて住民の命綱としての党の役割に勇気づけられた。

 そして沖縄。名護市の演説会にむかう移動中の車中で聞いたNHKの7時のニュースが「国は沖縄戦で軍の強制による県民の『集団自決』があったと断定できないとし、高校の歴史教科書からその部分を削除する。」と報じた。びっくり仰天だ。「軍隊は住民を守らない」という沖縄戦の真実を歪曲する行為。安倍内閣の「従軍慰安婦」問題の歴史認識と一体だ。「改憲めざす流れと一つ、参院補選、宜野湾市長選で平和の審判下そう」と訴えた。

 超ハードな週末だったが、闘うエネルギーも新たにわいてきた九州、沖縄の選挙応援の旅だった。

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