改憲手続法案 強行採決
たたかいはこれから
参院議員 仁比聡平
2007年5月11日 国会前集会あいさつ(大要)
5月11日、改憲手続き法案の委員会採決強行直後の国会前集会での仁比聡平議員のあいさつ(大要)を紹介します。
参議院議員の仁比聡平でございます。
衆議院でこの改憲手続き法案が強行採決されたのは4月13日のこと、今日は5月11日とまだ1ヶ月もたっていません。しかも、このあいだにはゴールデンウイークがありました。憲法という、国民の皆さんにとって本当に大切なものを変えるのか変えないのかのあり方を議論するこの法案について、こんなに短い期間で、それも国民の皆さんから直接声を聞く中央公聴会すらなしにどうして採決することができるのか。(「そうだ」の声)「憲政史上にない重大な汚点を残すもの」、この指摘は党派を超えて大きく広がっているのではないかと思います。(拍手)
与党がゴリ押しした連日審議で、私も論戦準備のために食べる暇もましてや寝る暇もない、そんな日々が今日まで続いてきましたけれども、その中でその論戦を支えてくださったのは、連日のように日々刻々と国会事務所に送られてくる多くの方々からの激励のファックスやメールなどでした。(拍手)その一つひとつには「憲法守れ」「この国民投票法案はいらない」「廃案にせよ」などたくさんの想いが綴られていました。
街角での署名などの運動で、この手続き法案がどんな不当な中身をもっているのかということが、国民の皆さんの中にわずかひと月足らずの間に急速に広がったのではないでしょうか。(「そうだ」)
そんななかでマスメディアの報道も大きく変わりました。なかでも「最低投票率を設けることを8割の国民が願っている」という世論調査(「朝日」)の結果は与党に衝撃を与え、参議院での審議のあり方を大きく動かしました。世論の「私たち憲法を大切にしたい」「勝手に変えさせない」という想いが国会を揺り動かしています。(拍手)
そして更に法案審議を通じて「ボロボロ法案」であることが明らかになりました。今日、委員会で採択された手続き法案をそのまま実施できると思ったら大間違いです。これは与党自身が「これから検討するんだ」と欠陥を認め、法案に見直し規定を置いています。そして次から次に問題が起こってくるこの改憲手続きをそのまま実施することなんて不可能なのは当たり前のことではないでしょうか。(「そうだ」の声)
だから皆さん私たちは「憲法守れ」この声を大きく広げるとともに、採決を強行したこのボロボロの手続き法案の中身を、また改憲派の本当の狙いを多くの国民の皆さんと共有して、さらにたたかいを広げて行こうではございませんか。(拍手)
私は論戦に立ってきて、憲法の基本的なことも答えられないこんな人たちに、私たちは負けるはずがない、そのことを確信しました。(拍手)
全力を尽くして、笑顔でがんばりぬく決意を改めて申し上げまして、ごあいさつといたします。皆さんご一緒にがんばりましょう。(大きな拍手)
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