しんぶん赤旗九州・沖縄面2007年7月4日(水曜日)
水曜随想
不信や怒りを参院選で
参院議員 仁比聡平
安倍政権下この国会でおこなわれた強行採決は、衆参あわせて二十にも及ぼうかという前代未聞の事態となりました。
国会議員の質問と議論を封じ、肝心なことを隠し、皆さんの不信や怒りを数で踏みにじる。どれもが、ひろがる生活苦や平和の進路を脅かす暴挙です。はらわたが煮えくり返る思いが込み上げます。
内閣支持率は急落し「危険水域」といわれる三割を切りました。
こないだある与党議員と話していたら「町を歩いて30%もの支持者がどこにいるのか。皆から後ろ指指されている気がする」と愚痴るのです。ちょうどドイツサミットのころで「ニュースで安倍総理がニコニコ笑ってたり、奥さんとお手々をつないでタラップを上がったり下りたりする映像が流れるたびに、票が逃げていくような気がする」と。
「消えた年金」「増税」「負担増」。沸騰する皆さんの怒り。
自民党はビラの大見出しで「あなたの年金は大丈夫です!」「五千万口は消えたのではありません」と必死の言い訳です。徹夜国会は「消えた年金」という発言のたびに、与党席から「消えてない!」というやじと怒号の嵐でした。
どこが「大丈夫」だというのか。年金を奪われたまま亡くなった方もいるのです。政府与党は「五千九十五万件が保険料でいくらになるのか」「年金給付にすればいくらか」すらいまだに明らかにしない。にもかかわらず審議をむりやり打ち切り強行した自民・公明、に、年金を語る資格はありません。
「国民には何の責任も過失もない」ということが一番大事。共産党は、この立場を貫いて解決のための提案を重ねてきました。なかでも「ただちにすべての加入者、受給者に納付記録を送るべきだ」との質問に背を向けた大臣が、とうとう四回目の質問で認めた小池晃議員への答弁を、すぐにやらせるために頑張ります。
一人残らず、急いで、国の責任で。この一票も共産党へ。私が心から信頼し兄貴と慕う義理人情派、春名さんをはじめ比例五議席を。タスキをかけて訴え抜きます。
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