有明海ビラ 2003.10号外

 


「宝の海」はみんなの願い

総選挙11月

ハッキリ示そう

諫早湾干拓ノーを

日本共産党


 先祖からひき継いだ「宝の海」有明海。その有明海に異変が…。
 いま、それを守り、再生できるかどうか問われています。
 有明海異変に決定的な影響をあたえた諫早湾干拓事業。
 本当にこの事業が必要かどうか、どの党・どの人を選べば、有明海再生へ進むのか、いっしょに考えましょう。


目的は破たん

営農――「農民に減反をおしつけておいて、どうして新しい農地をつくるんだ」(谷津元農水相)

 長崎県には干拓農地の数倍も耕されていない遊休農地があり、干拓事業で新しい農地をつくる必要はありません。

防災――「防災効果は諫早市街地に及ばない」――党議員の質問に国・県認める

 潮受け堤防閉め切り後に諌早市で水害が発生。あわてた長崎県は、新たにポンプ場を建設し、排水路整備を進めています。

政府も認める―このまま続ければ税金430億円のムダ

 政府の「再見直し」計画(二〇〇二年)でも、干拓事業による効果より、事業にかける費用がはるかに大きく、計画通りに進んでも約四百三十億円がムダになることを認めています。

地元負担も大きく

 事業費の一部に加え、調整池は有明海へ汚濁水を流す汚染源で、水質保全事業費は長崎県が負担。児島湖(次頁参照)のように限りなく税金投入の危険も。


諫早湾干拓事業ごり押しの
小泉・自公政権と対決
政治を動かす日本共産党
▲写真はノリ色落ちの現地調査をする小沢前議員(右2人目)ら=鹿島沖 ▲写真は衆議院予算委員会で質問する小沢前議員(01年2月28日)

 「有明海の漁獲量が減っている」――漁民の声から動いた日本共産党。衆議院比例九州・沖縄ブロック選出の小沢和秋衆院議員を中心に、調査・質問・国への要請と奮闘。現地の運動と二人三脚で、ムダと環境破壊の諫早湾干拓事業中止へ全力をあげてきました。


企業・団体献金もらわない党の本領を発揮

事業とまらない大本 自民・ゼネコンのゆ着あばく

自民議員への干拓受注企業から献金(1995-2000年)
古賀 誠 1360万円 陣内孝雄 2561万円
松谷蒼一郎 2077万円 久間章生 2113万円
虎島和夫 1783万円 松岡利勝 1519万円
林田 彪 1095万円    
*献金額は上記議員支部長の自民支部などが中心

 「諫干受注48社、7億円献金自民長崎県連に」「農水OB続々天下り受注コンサル33社に」「また高値落札前面堤防3工区上限の97・7%〜98・9%農政局談合否定」(朝日新聞)――政官業のゆ着を質問・調査し、干拓事業をやめられない本当の理由を明らかにしてきたのが日本共産党と小沢議員です。

有明海「再生」事業も利権の巣に

 干拓事業完成とひきかえに、開発規制のない有明海特措法で幕引きをはかる自民党と政府。
 小沢議員は、有明海特措法で行われる覆砂事業が与党参考人も「漁場回復の効果がない」と言っていること、この覆砂事業へゼネコンなどから自民党と同議員へ2億1千万円も献金があることを追及しました。献金問題は漁民・住民を怒りをよび、工事差し止め裁判へと運動が広がっています。

川辺川ダム 自民献金「額多すぎる」(国土交通相)――日本共産党・小沢質問を業界へ配布

 川辺川ダムなどを受注した企業が自民党熊本県連に4億円以上の政治献金をおこなっている事実を示し、公共事業受注企業からの政治献金の禁止を要求した質問が、政府を動かしました。


住民利益第一の党――質問主意書10回、くり返し政府交渉…

推進根拠くずし 干拓事業縮小へ道ひらく

  潮受堤防の閉め切り前後での漁獲量の激減や、排水不良対策は、干拓だけでは無理で、国土交通省や地元自治体による対策が必要なことなど、国会質問や質問主意書(文書質問)で追及し、政府に認めさせたのが日本共産党と小沢議員です。
 また、漁民・市民、党代表とともに、干拓事業中止、水門の中長期開放を求める政府要請へ繰り返し参加。漁民・業者の生活補償も要求し続けてきました。

「時のアセス」第三者委員会で党の質問主意書引用される

 九州農政局が設置した「時のアセス」第三者委員会で日本共産党・小沢和秋、赤嶺政賢両議員の質問主意書を引用し、「干拓事業の中止を決める必要がある」と委員から声がだされ、同委員会の事業見直し答申や、水門中長期開放の第三者委員会提言、干拓事業縮小につながりました。

●(主意書は)普段ではわからない国会内での諫早湾干拓のことがわかり、漁民の情報になっています。共産党はまじめに対応し、よくやってくれる。(福岡・漁民) 


自民 公明 旧民主 旧自由 社民

長崎では干拓事業推進を国にせまる

 長崎県議会では、「農水省の見直し案に同意し、水門開放に絶対反対の決議」に日本共産党以外の政党・会派が賛成。日本共産党は西村きえ子県議(当時)が反対討論しました。

新民主――受注企業や推進知事から献金もらい、小泉首相から「干拓推進候補(知事)を応援した民主」と言われ…

 新民主党がマニフェストで「干拓中止」を盛り込んでも、「高木義明衆院議員(長崎1区)と西岡武夫参院議員は『信義に反する』として拒否」(長崎新聞)、「諫干について、党内の抵抗勢力になる」(民主党長崎県連幹事長=長崎新聞)と干拓推進。干拓受注企業や推進知事から献金をもらっているから、やめられるはずはありません。

中味は自民と変わらぬ新民主
農水省出身議員への干拓受注企業の献金(1995年-2000年)
荒井聰(新民主) 1581万円
一川保夫(新民主)  630万円
長崎県で諫干推進の金子知事から民主関連へ献金(1998年)
三菱重工労組長崎造船支部
政治活動委員会(民主支持基盤)
200万円
長崎県同盟友愛会議(民主支持基盤) 300万円
民主党長崎県連 200万円

川辺川ダム着工予算凍結

力あわせれば諫干事業もやめさせられます

 熊本・川辺川ダムでは、住民運動と日本共産党の国会・現地での追及などが実を結び、年度内着工を断念させています。
 この有明海の問題でも、漁民と住民の運動と世論を力に、干拓事業の規模縮小、短期開門調査の実施など、政府を追いつめています。
 今度の総選挙は、干拓事業に固執する勢力へ住民の審判をくだすチャンスです。政官業のゆ着と縁のない日本共産党が大きくなれば、国会での野党共闘を強くし、事業やめさせる確かな力になります。

児島湖は事業をつづけ、4500億円ムダに

事業をとめなければムダは莫大
干潟の再生、水産業の発展を

 干拓事業で内湾を閉め切った岡山・児島湖では、浄化対策に15年間で4500億円投入したものの、ガス発生など改善されず、調整池の水質悪化のひどい諌早湾干拓の行く末を暗示しています。
 干拓事業で諫早湾を閉め切ったために失った水質浄化力は、約1千億円の下水処理施設に匹敵するとの研究もあり、干拓事業をやめ、干潟を再生し水産業の発展へきりかえるべきです。


有明海再生へ心血そそぐ弁護士・40歳
日本共産党
仁比そうへいさん

 「有明海を宝の海としてよみあげらせる」――いま、九州から日本共産党・仁比そうへいさんが国政へ挑戦します。

写真は左から柳川沖を調査する小沢議員と仁比そうへいさん
私のあとをついですぐ活躍できる人

前衆議院議員 小沢和秋

 みなさんには大変お世話になりました。仁比さんは、巨悪に立ち向かう勇気と有明海裁判を通じて、一人一人を大切にする心をもった人です。若い有能な後継者を得て安心して託せます。

「よみがえれ!有明海訴訟」弁護団長 馬奈木昭雄

 仁比さんは、漁民・市民の苦しみを共有し、国へとどける若手のリーダーです。国政でぜひがんばってほしい。

「よみがえれ!有明海訴訟」に情熱かたむけ

現場と国を駆けまわる

  「諫早湾干拓中止・有明海再生を望む人は誰でも原告になれる」――この「よみがえれ!有明海裁判」の中心でがんばる仁比さん。
 ノリと魚貝で漁民の気質も違い、地域ごとに意見も違うなか、仁比さんは小沢議員とともに、トコトン話を聞きいっしょに行動。「ばらばらだったものが裁判を通じて一つになれる」と漁民・市民の団結を大事にします。

「ナゾの浮遊物」漁場被害――国が漁民へ聴き取り調査実施に

 5月に有明海で大量発生した「ナゾの浮遊物」の問題では、「国として浮遊物の正体や被害実態をつかんでいるのか」「4月末に潮受堤防の調整池の大量排水をおこなったというのは事実か」などと、国へ怒りをぶつけました。最初はしぶっていた国も実態調査をすることになりました。

市民オンブズマン時代には官官接待削減、談合・ムダな事業見直し

住民とともに ムダづかいをただす実行力

 「三セク情報公開を」――参加と自治を信条に、オンブズマンの事務局長として、行政をチェックした仁比さん。北九州市での、白野江人工島建設中止や官官接待問題で市長に飲食費千数百万円の返還を命じる判決など、ムダづかいをただす力になりました。

全力あげます

@諫早湾干拓事業は中止する
●前面堤防工事は中止し、中長期開門調査の実施を
●防災対策は干拓事業に頼らず、旧堤防整備や排水ポンプ増設を
A国の責任で補償を万全に行い、漁民・業者の生活補償を
B公共事業受注企業からの献金と官僚の天下り禁止
   
九州・沖縄民報 2003年10月号外
日本共産党衆議院議員九州・沖縄ブロック事務所 
日本共産党の見解と比例予定候補を紹介いたします。
【九州事務所】福岡市中央区薬院3-13-12 電話092(526)1933
【HP】http//www.mmjp.or.jp/jcp-ozawa/new_page_300.htm
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佐賀0952(32)0391
長崎095(849)6481
熊本096(322)2700